2011年8月7日日曜日

山百合

トマトの管理を友人にお願いしてしばらくの間、小屋を留守にしていました。

久ぶりに戻った小屋の庭先には自生の山百合がみごとな花をつけて

いました。      なにか・・・時の流れを感じます・・・















百合は妻のすきな花です。

2011年7月3日日曜日

結実


サンマルツァーノが小さな実を結

びました。

芽生え、結実、収穫、当たり前

の出来事ですが節目ごとの感

動が農業を楽しくしてくれます。


仕事の合間に近くにある小さな

湿原に行ってみました。

尾瀬のようなメジャーな大湿原

とは違い訪れる人も殆ど無く薄

気味悪ささえ感じる森の中にポ

カンと空いた小さな空間です。

ステージのせり出しのように

湿原に突き出た木道を行くと

足元に小さな、小さな、豆粒

程のかわいい花が咲いていま

した。


ほっとした瞬間です・・・

2011年6月26日日曜日

やっと一息

5月末頃からメッチャクチャ忙しい日々が約1ヶ月間続きました。

ブログのアップも1ヶ月ぶりです。写真で1ヶ月分ド~ントご紹介します。




まずは、おんぼろトラクターで田起こしから。



耕した田んぼにブナの森から流れ出す湧き水を引き入れます。春を感じるひと時です。


田んぼに水が入ったらいよいよおんぼろトラクターで

代掻き、なのですが、ここでトラブル発生、おんぼろ

ゆえの悲しさかローターを廻すシャフトがいかにも鈍

い音をたててボキッ。

あえなくダウン、鉄くずやさん行きとなりました。

この、トラブルで大幅な作業の遅れとなりましたが友の助けもあってどうにか難をのがれ、

ようやく田植えが終了。


JAS認定を目指す圃場では有機栽培のため、一面に雑草抑制用に米ぬかをまきます。



気がつくと、我が家の小さな庭

の小さな木に小さなサクランボ

が熟していました。一粒取って

口に放り込むと、あまずっぱ~

い味といかにもフレッシュ~ッ

のコラボレーション、忙しい合

間のしあわせ気分でした。


なんやかんやでトマトの定植が少々遅れぎみとなって

しまいました。

こだわりの無農薬栽培のため肥料も極力科学合成肥

料は避け堆肥等有機肥料をたっぷりと与えます。



徒長ぎみの苗が「早く植えてよ~」って言ってるようで

少々あせりながらの作業が続きます




2000本すべての苗の定植が

終了したのは6月半ばを過ぎよ

うとしている頃でした。


そして、本格的な梅雨の到来、四方を森に囲まれたハウスは美味しいトマトを育み続け

ています。

2011年5月19日木曜日

森の案内人

今年2度目の森の案内です。

先日の案内のときの萌黄色から

新緑の、うす緑色に変化した

ブナの森を、千葉県柏市の中学

生達をつれ「極相林」とか「倒

木更新」とか、ちょこっしこむづ

かしいお話をしながらを歩いてき

ました。




小熊の登った木に残された

爪痕をしきりにカメラにおさ

める子供達。


先日の案内のときに咲いてい

たブナの雄花が森一面に落ち

ていました。どうやら、数年

に一度の成り年のようです。

2011年5月15日日曜日

かたくり

かたくりの花。

1年の殆どを地下ですごし、雪が消えるのを待ちわびるようにそこかしこで可憐な容姿を競い

合っています。


我が小屋の近く

の雑木林でも最

近富にその数を

増し、群落化し

つつあり、その

可憐な姿を見せ

つけられると、

ついつい守って

あげたい気持ち

になってしまう。   私って、やさしいのでしょうか?いいえ、だれでも。


見たことは無いが、かたくりはアリがその実を運び勢

力を広げるというが、そのアリが増えたのか環境の変

化がそうさせているのか私には解らないが、いずれに

せよ花が咲きみだれることはうれしいことです。





「こしあぶら」もようやく食べごろとなり、



JAS認定を目指し有機栽培の棚田ももうすぐ田植えが

始まります。

2011年5月10日火曜日

接木

只見町は国内最大級のブナの原生林でも知られています。

我が居する近くにも「癒しの森」「恵みの森」2ヶ所のブナの森があります。



昨日はトマトおじさんから森の

案内人に変身し新緑のブナ林を

散策してきました。残雪とブナ

のグレーの幹と萌ぎ色のコント

ラストに訪れた南会津法人会の

皆様も大感激??でした。



本日は昨日の好天とは打って変わって早朝からの雨、予定していたトマトの接木には好都合

の天気です。






接木の目的は連

作障害や病気に

強い苗作りです










台木には病気に強く品種改良

された苗、上には美味しい実

をむすぶ苗を接ぎます。

ビニールチューブにお互いを

差し込むだけで一週間もする

と1本に繋がります。


本日の接木は500本でした、果たして成功率は・・・後のお楽しみ・・・接木は明日も続きます。

2011年5月8日日曜日

ビニール掛け



トマトの栽培圃場もようやく雪が消え、いよいよビニー

ル掛けがはじまりました。6.4m幅長さ45mものハウス

のビニール掛けは少々大変です。





風の凪ぎっている早朝にビニールの数箇所をトラ

ロープで結び反対側から一機に引っ張り上げるの

ですが、風は気まぐれ、ひとたび吹きまくると大

型帆船の帆のようにふくらんで飛んでいってしま

います。1棟飛ばしてしまいました。飛ばしたあ

との処理は想像を絶する大変さ、もう、嫌になり

ます。



それでも数日かかりましたが4棟のハウスすべて

にビニールが掛かりこれで一段落です。




育苗ハウスの稲の苗も順調

に育っています。




トマトの苗はかなり大きくなり明日にも接木

を開始できそうです。

2011年5月2日月曜日

ブナの芽吹き


ブナの芽吹きが残雪の中から始まりました。

只見の新緑は山の上から始まります。小楢や水楢

はブナよりも低い位置に生植していますが雪が消

えてから芽吹きます。




芽吹いたばかりの小さな葉と共にたくさんの花

をつけていました。


ブナは4~6年おきに花を咲か

せ実を結ぶと云われています。

今年がその年なのかも?しれ

ませんね。4~5mmの小さ

な三角形の実は森の動物たち

の貴重な餌となります。




我が棚田は今だ雪の下ですがこの時期になると雪解

けは早くあと、数日ですべての雪は消えそうです。

2011年4月28日木曜日

稲の種まき


ちょっと遅れ気味ですが稲の種

蒔きが終わりました。

苗用のトレイに播種用の土を入

れその上に種を播き、さらにそ

の上に土をかぶせ種を土でサン

ドイッチ状態にします。

この、苗用トレイを10R(1反)

当たり16枚使います。すべてが無農薬栽培なので非常に手間暇が掛かりますので今年は50R

の栽培になります。無農薬栽培にはうってつけの山あいの棚田はまだ々雪の中ですが5月初旬

山桜が咲く頃には田の黒々とした土が顔を見せてくれます。



トマト栽培のハウスの圃場もようやく土が見えるように

なり、もうすぐビニールが掛けられるようになります。


育苗ハウスのトマト苗も順調な育ちを見せています。

2011年4月19日火曜日

発芽

今朝、育苗箱に保温のために掛けているプチプチ(包装資材)を開けると小さな双葉が育

苗箱一面に顔を出していました。




新しい命の誕生は播種から4日目の朝でした。



この、全身が緑の苗はトマトを

病気から守る接木用の台木とな

ります。穂木(トマトの実る木)

よりも2日早く播いて茎の太さを

調整します。




朝から降っていた雨は午後から

本降りの雪となりました。

奥会津の春はまだまだ先になり

そうです。

2011年4月15日金曜日

トマトの種まき

自宅横の育苗用ビニールハウスがやっと出来上がりました。





まだまだ、雪がいっぱいです

がこのビニールハウスでトマ

トと稲の種を播き、育苗します。


そして本日、ようやく3~4ミリの小さなトマトの種を

「ようじ」の先につけて1,000粒ほど播きました。

最終的には接木用の台木を含めて4,000粒ほど播

きます。

昨年よりも18日も遅い種まきですが種播きが遅れた

分が収穫時期にスライドする訳では無いのでおそらく1週間足らずの遅れで済むと思います。



一時は危篤状態だった窓辺で育てていたトマトの

苗も元気に育っています。これからは、いっぱい

光を浴びて元気に育ってくれそうです。





それにしても、忌まわしいのは原発事故です。天災ならば諦めようがあるのでしょうが、こ

の、人災は絶対に諦めようがありません、ましては、ここ、只見町は震災及び放射能の被害

はほとんどありませんでした。

ただ福島県に位置するというだけで風評に悩まされこの精神的苦痛に対して国及び原発は責

任を取るつもりは有るのだろうか・・・精神的苦痛だけで終わればまだいいのだが・・・・

2011年4月8日金曜日

林道の除雪

待ちに待った林道の除雪が昨年よりも22日も遅れてようやく入りました。






大震災による燃料不足の遅れです。



只見町は放射能も含めて地震の被害はなく平穏

な日々を送っておりますが、被災地の方々を思

うと、この、普通に平穏な日々が贅沢にさえ思

えてきます。




超大型除雪機が去った後は超小型除雪機でトマト

の育苗ハウスの除雪です。まいどお世話になってい

る昭和さんに手伝って頂きました。昭和さんいつも

ありがとね。


パイプにビニールを張ればハウスの出来上がりです。

いよいよ始まりです今年の農業、昨年よりも20日も

遅い種まきになりそうですが大丈夫、しっかり育て

ますヨッ。

売れるかな~・・・

2011年3月31日木曜日

ボランティア炊き出し終了

3月31日で地震被災地へのおにぎりの炊き出しはとりあえず終了致します。

この、ボランティアによる炊き出しは終わりますが、只見町から被災地への炊き出しは

当然の事ながら形を変えて引き続き行われるそうです。

 




ボランティアに参加の皆様ほんとうにおつかれさまでした。

2011年3月28日月曜日

おにぎり




毎日、毎日、気がかりなのは原発のことばかり。

只見町は発電所から150km余り離れており、今のところ放射能レベルもさほど上がって

おらず一見平穏そうに見えたりもしますが、縁故関係の被災者の方々200~300名が

避難しているそうです。

只見町では3箇所の地区センターが有り、持ち回りでおにぎりを作り被災地まで運んでい

ます。本日は、我が居する地区センターの番なので相変わらずの雪道を昨夜に降った新雪

を踏みしめながら、おにぎり作りに参加してきました。およそ30人で1800コのおに

ぎりを作るのですが、当初は午後2時ぐらい迄かかっていたのが最近では午前中で終了す

るようになり、何事も「なれ」でしょうか。 

それにしてもしても放射能「なれ」だけは御免こうむりたいものです。


追伸
これはまぎれもない「人災」です。国及び東京電力はどう責任をとるのでしょうか?

果たして責任をとれきれるレベルの責任なのでしょうか?・・・

2011年3月16日水曜日

被災者の受け入れ

地震発生から5日たちました。

ここ只見町は地震による直接的な被害情報はありませんが、ガソリンスタンドはすべて閉

鎖、我が小屋に通ずる林道も春の除雪の時期なのですが役場の除雪はすべて燃料不足で中

止、夕方に災害放送があり診療所も閉鎖になった模様です。

明日は地区センターに炊き出しのお手伝いの予定でしたが被災者の受け入れが急遽きまり

炊き出しは中止になりました。

物不足を除けば只見町はいたって元気です。

この日本最大の危機を日本人一丸となって協力し合い乗り越えなければなりません。

今こそ、人々は生きる権利と支え合う義務を果たすべきではないでしょうか。

何もせずにはには居られない、そんな思いでいっぱいです。

映画「渚にて」が頭をよぎります・・・

2011年3月11日金曜日

無事です

ものすごい地震でしたが無事です。

2011年3月10日木曜日

確定申告


3km下った地区センターで確定申告の受付をすると云う事で雪の林道をカンジキを履いて

トコトコと歩いていると私の小屋よりもさらに2kn上がった林道のどんずまりにお住まい

の今井さんご夫妻とお会いしました。冬の林道で誰かに会うのはごくまれな事です。今井

さんご夫妻も都会に出て今、戻ったということでした。今井さんは田舎暮らしの大先輩で

古民家を改造して家具工房を主宰なさっています。

地区センターでそそくさと申告を済ませ村の温泉に、じっくりと湯につかり休憩室でゴロン

と、なんてのんびりした日々であろうか・・・いつしかsss・・ 気が付いたら夕暮れ時そ

うそうに温泉を出て帰路に再びカンジキを履いて林道をザックザック。

森の向こうにはオーロラに似た雲が茜色に染まっていました。

2011年3月9日水曜日

窓辺のトマトが・・・




一週間ばかり雪の世界から逃れ、250kmも離れたシャバの空気を吸いにオンボロ軽トラでトコ

トコと出かけて見ました。着いてそうそうにいつもの友といつもの店に、政治談やら農業談に

花が咲き、もしかしたら、性戯談もあったかも?これも又いつものパターンなのですが、友に

はすっかりご馳走になりましたアリガトネ。

近頃ではインターネットでの買い物が当たり前になり町に出ても特別に買い物も無くただた

だ、だらだらと、この、だらだらも何故かなつかしい気がしてここちのいい時を過ごせまし

た。

久ぶりの家族との再会とだらだら気分に酔いつつも気がかりだったのは20cm 近くに育

った窓辺のトマト苗、枠を作ってビニールを張り光を採る方向だけを残して電気毛布をスッポ

リ掛けては出たのだが・・・   結果はやはり・・・瀕死の重態、寒さに弱いイタリアント

マトが一番弱っており葉はしおれて垂れ下がってまるで生きる気力を失ったような気さえ伝わ

ってくる感じでした。   だいじょうぶちゃんと生かしてあげるからネ・・・ 

2011年2月25日金曜日

農家民宿

「農家民宿開設セミナー」がお隣の金山町で開催されると云う事で興味本位も手伝っ

て早速に掘り出したオンボロ軽トラでトコトコと出かけて見ました。松坂峠を越えれ

ば3・40分で行けるのですが冬季間は不通の為大きく迂回しなくてはならず2時間

近くも掛かってしまいました。30分の遅刻です。すでに始まっているセミナー室を

そーっと開け薄暗い部屋の空いている席に、すでに福島県県観光交流課の方のプロジ

ェクターを使った解説が始まっており、およそ4~50人の方が説明に聞き入ってい

ました。

その後はすでに開業している経営者からのお話とかシェアリングという流れのプログ

ラムでした。


開設にあたってはさまざまな規制が有り、そのハードルは個別の違いも有るのでしょう

が公営水道の完備が絶対条件のようであり、公営水道の未完備の地域での開設は極めて

厳しい感じが致しました。が、せっかく只見のおいしい水にあえて消毒液を加えて公営

水道とする、なにか割り切れない気もするのですが??? まっ、行政としては当然そ

れなりの打開策は考えてはいるのでしょうが???


2時間半のセミナーが終わり帰路に、只見川にへばり付くように通っている国道を

トコトコと走っていると夕空に我が只見町が誇る名山「蒲生岳」がシルエットに浮

かんでいました。